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第1話 「クログロ救世主、現る!?」

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20××年。地球は突如現れた悪の組織「ハゲイラー」の手によって侵略されてしまった。

人々は、ハゲイラーの出す油ギッシュたっぷりの「ピッカリ光線」によって

次々とハゲていってしまった。

そんなハゲていった人々の苦しみを見ていた正義感たっぷりで、めっちゃ“剛毛”の1人の

勇敢な青年「剛毛 健(ごうもう たけし)」と、

表舞台では“科学博士”という本当の姿を隠し「競馬予想家」として生きているジジィこと

「毛家(もうけ)博士」が手を取り合い地球を救うべく立ち上がったのである。

この物語は、そんな「ハゲ」と「剛毛」が地球をかけて争う物語なのだ。
剛毛戦隊 タイモウジャー
第1話 「クログロ救世主、現る!?」
都内某所にある、おんぼろアパート。なぜだかこんな場所に「Kオフィス」はある。

表向きは、ジジィが一人で運営している“まったく当たらなくて有名”な競馬予想会社なのであるが、

実はこの会社には「裏」の顔があるのだ。

それは、勝手に地球を愛し、勝手に地球を守ることを決心した「自称:地球防衛軍」の

秘密基地が隠されていたのだ。

毛家博士(以下:博士) 「くそ~~~!!! またハズレじゃ。。。馬券がなかなか当たらないの~。

これじゃ、今月も生活がかなりピンチじゃ。

地球を守る前にワシが滅んでしまうわい。。。」
博士が馬券をハズし嘆いている時に事件は起きた。
ピコーン! ピコーン!

博士 「んっ?なんじゃ、“ラヴ・ピポ・レーダー” が完成してから始めて作動したぞい。

何か怪しい反応が! これはどういうことなんじゃ!?

地球上に“ハゲ人口”が異常にどんどんと増加していっているではないか!何者かの

仕業なのか?」

競馬中継が流れていたテレビは怪しい電波通信をキャッチした。
ガガガ~~~~! ガガガ~~~!

ゲーハー大佐(以下:ゲーハー) 「フハハハ。地球上の諸君、おげんこかな?私は悪の組織

「ハゲイラー」の幹部、“ゲーハー大佐”である。

この地球は我々「ハゲイラー」が侵略した!! アホな人間共よ。我々が作り出した、

油たっぷりの「ピッカリ光線」を浴び、どんどんとハゲていくがよい!!!

そして温暖化と共に、灼熱の太陽の日を浴びて、ジリジリと焼け死んでいくがよい!!! 

ハゲたくない者は、我々にひれ伏すのだ!!! フハハハ~~~~!」

博士 「ハッ、ハゲイラーじゃと!? なんという恐ろしい組織なんじゃ。。。。これはイカン!

ワシが愛してきた地球が危機に直面している。

今こそ、この自称:地球防衛軍が動く時なのじゃな。

だが、ワシは自称:地球防衛軍とはいえ、かなりの老いぼれじゃ。。。こんなのが戦いに行っても

殺されるだけじゃ。

どうしたものか~、このままでは指をくわえて人々がハゲて熱射病で死んでいくのを

見ているだけになってしまう。

 誰かワシの変わりに、この地球を守ってくれる正義感たっぷりな

若者はいないのじゃろうか。。。? くそ~~~!」

毛家博士が“ラヴ・ピポ・レーダー”の画面をカチカチと変えていると、ある一人の青年に

目がとまった。

その青年は、ランニングシャツに短パンという組み合わせなのだが、顔以外は地肌が

殆ど見えない状態だった。

そう、街中を歩いていても、誰もが振り返る“剛毛”人間だったのだ。

博士 「こっ、この子は!!! なんという剛毛なのじゃ! もしかしたら、この子なら悪の組織

「ハゲイラー」を倒すことが出来るかもしれない。

こんな日の為にワシが作り上げておいた“あの特殊スーツ”を着れば無敵になれるはずじゃ!」

意外にも、その“剛毛な子”は、博士の秘密基地の近くにおり、

彼の居場所を確認しすぐさま会いに行った。

まだこの街にはギリギリでハゲイラーのピッカリ光線は届いていなかった。だからなのか、

すれ違う人々は、健の“剛毛っぷり”に驚いて笑いながら振り返っていた。

だが、それもそのはず。健の格好は人間を超えていたのだ。
直径30cmはあろうかという鳥の巣みたいな天然パーマ。
海苔をつけたようなゴリゴリした眉。
ランニングシャツの胸元からは、溢れんばかりの胸毛。
遠目から見たら“黒”の長袖、長ズボンを履いているかのような腕毛と足毛。
そして、極めつけのハンパねぇ~、“ギャランドゥー”。
これはある意味、「人間」ではなく「動物」に近い状態の毛の生え方だった。
だが健は、自分の黒々とした“剛毛”に誇りを持っていた。

剛毛 健(以下:健) 「なんだか今日は、やけに注目されるな。やはり、みんなこの“毛”が

羨ましくてしょうがないのかな?

もし、僕が“正義のヒーロー”になったら、さらに羨ましがられるんだろうな~(笑)」
かなり勘違いヤローの健に、毛家博士が声を掛けた。

博士 「そこの剛毛青年よ!急な話で申し訳ないのじゃが、

ワシの話を聞いてもらえんじゃろうか? 

今、この地球が危ないのじゃ! 

どこからやってきたのか判らない悪の組織「ハゲイラー」によってこの地球はピンチなのじゃ!

キミのその剛毛で地球を救ってもらえないじゃろうか!?」

健 「ちょ、ちょっと待ってくださいよ、お爺さん。何の話だかさっぱりですよ。 あっ、分かった。

お爺さん、もしかして病院から抜け出してきた“ボケ老人”

なんじゃないの?」

博士 「誰がボケ老人じゃ~~!!! ワシの脳みそはしっかり機能しとるわい! 

20年前までの“ダービー馬”も言えるわい!! 

それにワシは自称:地球防衛軍の博士じゃ!!!

そんなことはどうでもいいんじゃ。時間がないのじゃ!

頼む、ワシと一緒にこの地球を守ってくれんかの?」

健 「お爺さん、“地球が危ない”って言っても、何にもなってないじゃないの。

やっぱりボケてるんじゃないの?それに“自称:地球防衛軍”なんでしょ?

やっぱり怪しいな(笑)」

博士 「この馬鹿モノ~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!」
健の言葉にうっかりキレてしまった博士は渾身の一撃を健に喰らわした。

健 「ぐはぁ~~~~・・・・・・。 ジジィ~~~! テメ~、調子に乗るんじゃねえぞゴルァ~! 

何が“地球を守れだ!”偉そうに~!ハッ倒してやる!」

健が博士に怒りの鉄拳を握った瞬間、辺りが闇に包まれた。
健 「なっ、なんだ?急に真っ暗になってどうしちまったんだ?」

博士 「これで事の事態が分かったじゃろうが。。。この地球は悪の組織「ハゲイラー」によって

侵略されてしまったのじゃ。。。。

奴らを早く倒さねば、地球上はハゲが溢れかえり、そのハゲ達は日射病と温暖化によって

死んでいってしまうのじゃ!

お前さんの、その自慢の“毛”も、全て無くなってしまうのじゃ。」
健 「なっ、なっ、なっ、なんだって~~~!ツルツルになって死ぬのは、ごめんだぜ!」
闇の中から一筋の光が照らし出された。
博士 「危ない!避けるんじゃ~!」
健 「とりゃ~!!!」

博士と健は間一髪、その光から逃れた。何も知らずに、その光を浴びてしまった人々は

次々と体毛が抜け落ち“ハゲ”ていった。

人々 「きゃ~~~!毛が。。。毛が、どんどん抜け落ちていく~~~~!助けて~~~!

ハゲるのは嫌だ~~~~!」

健 「なんて酷いことをするんだ・・・・。酷すぎる・・・。 絶対に・・・、絶対にこの毛はハゲさせん!

クソ~~~!ハゲイラーめ、絶対に許さね~ぞ!ジジィ、この毛を、、、いや、この地球を

守る為に力を貸すぜ!!!」

博士 「本当か!? では、このブレスレットを着けるのじゃ!そして、今日からお前は

“剛毛戦隊:タイモウジャー”として生きるのじゃ!」

健 「 “剛毛戦隊・・・・・タイモウジャー”・・・・。なんて素晴らしいネーミングなんだジジィ。

 よ~し!なんだか段々燃えてきたぜ!この“毛”も、

この“地球”も俺が守ってやるぜ!」

こうして、「毛家博士」 と 「剛毛 健」 は手を組み、どこからか現れた悪の組織「ハゲイラー」を

倒しに突き進むのであった・・・・・。

第2話につづく。

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受信: 2008年2月 6日 (水) 09時52分

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