« 2008年7月 | トップページ | 2008年9月 »

2008年8月

第14話 「魔神、復活!」

Photo

Photo_2

Photo_3

20××年。地球は突如現れた悪の組織「ハゲイラー」の

手によって侵略されてしまった。

人々は、ハゲイラーの出す油ギッシュたっぷりの「ピッカリ光線」に

よって次々とハゲていってしまった。

そんなハゲていった人々の苦しみを見ていた正義感たっぷりで、

めっちゃ“剛毛”の1人の勇敢な青年「剛毛 健(ごうもう たけし)」と、

表舞台では“科学博士”という本当の姿を隠し

「競馬予想家」として生きているジジィこと「毛家(もうけ)博士」が

手を取り合い地球を救うべく

立ち上がったのである。
この物語は、そんな「ハゲ」と「剛毛」が地球をかけて争う物語なのだ。
剛毛戦隊 タイモウジャー
第14話 「魔神、復活!」
意外にも毛家博士は“ゾウモウジャー”の存在を知らなかった。
いや、知るはずもなかった……。

その博士のリアクションをどう受け止めていいのか分からず、

剛毛 健は困っていた。

剛毛 健 「ほっ、本当なのか……?

じゃあ、アイツは一体……?」

毛家博士 「ワシにも、さっぱりじゃ……。

どこの誰が作ったのか分からんが、ソヤツは確かに

“ゾウモウジャー”とやらに変身したんじゃな?」

健 「あぁ……。しかも、めちゃくちゃ強かったんだ……。

なんか変なワザまで使ってたし。何だっけな?……

“秘技・毛根刺激拳”とかいうワザを……。」

博士 「なっ、なんじゃと!“毛根”のワザを使ったというのか!?」
健 「あぁ。確かにそう言ってた。なんか知ってるのか?」

博士 「“毛根”のワザを知っているという事は……。

もっ、もしかして……?健、こうしちゃおれん。今すぐ退院じゃ!

ワシに心当たりがある。」

博士は、完治していない腰を抑えながら健に付き添われ、

あのクサい部屋に帰っていった。

一方、健を殴ってスッキリしたカオリちゃんだったが、

帰り道でまたもや頭痛に悩まされていた。

カオリちゃん 「うっ、イタタタタ…。なんなの、この頭痛…

まただわ……。最近よくなって困るのよね…。イタタタタ…。

病院に行ったんだからついでに見てもらえばよかったかしら…。」

フラフラになりながら帰っているカオリちゃんと、

偶然通りかかったゾウモウジャーである眉毛 太(まゆげ ふとし)が

道ですれ違った瞬間、カオリちゃんの頭痛が激しさを増した。

カオリちゃん 「イタタタタ…。」

頭痛の痛さに耐えきれず、しゃがみこんでしまったカオリちゃんに

太が気付き、声をかけた。

眉毛 太 「どうしたっタイ、お嬢さん?大丈夫タイ?」

カオリちゃん 「イタタタタ…頭が…。でも、大丈夫です。

イタタタタ…。」

ゆっくり立ち上がるカオリちゃんに、太は自分の肩を貸した。

眉毛 太 「本当に大丈夫タイ?

そこの病院まで連れて行ってあげるタイ。

さぁ、掴まるっタイ。」

カオリちゃん 「いや、本当に大丈夫です。

それに早くお店に戻らないと…。」

眉毛 太 「心配タイ…。

そんなフラフラじゃ危ないから、送るタイ。」

カオリちゃん 「ありがとうございます。イタタタタ…。」

太とカオリちゃんのファーストコンタクトは偶然に見えるが、

実はこれが、この日、この場所で“ある物”によって引き寄せられ、

“出会う運命”だったのである。

カオリちゃん家でもあるお店「ハエギワ」に着くと、

カオリちゃんは太にお礼を言って別れた。

太は、カオリちゃんの頭痛を心配したが、

辛かったら病院へ行くように促し、店を後にした。

太がいなくなった瞬間、カオリちゃんは頭痛の痛みに耐えられず

自分の部屋に行き、気を失うように眠った。

そして、その頃。

ハゲイラーの秘密基地内では復活の準備が整い、

怪しげな巨大カプセルには、沢山の配管が付いていた。

その配管から巨大なカプセルへと油ギッシュたっぷりの

ピッカリ光線が流れ込みパワーを与えていた。

ゲーハー大佐 「クックックックッ…。遂にこの時がきたか。

これで、この全世界…、いや、

この全宇宙は我がハゲイラーの物になる。

正義感ぶって我がハゲイラーの邪魔をしている“タイモウジャー”に

“ゾウモウジャー”など屁でもないわ。

さぁ、今こそ封印を解き、闇から甦えりたまえ!

魔神・ハゲイラーーーーーー!!!!!」

カプセル内に閉じ込められている黒い物体が

怪しい邪気を放しだし封印から覚めようとしていた。

パイパーン大串 「つっ、遂に復活されるのか……。」
兄・シチサーン 「この時を待っていたヅラ!ゾクゾクしてきたヅラ(笑)」
ゲーハー大佐 「もっとピッカリ光線のハゲエキスを流し込め!」

怪しい邪気は、全てを呑み込んでしまいそうな漆黒の闇の色へと

どんどんと変化していった。

ドックン……ドックン…。ドックン……ドックン…。

魔神・ハゲイラー 「我を……封印から目覚めさせたのは……

どこの誰だ?」

魔神・ハゲイラーの目がゆっくりと開き、

低い声が響きわたった。

ゲーハー大佐 「おぉ~、遂に復活されたか。

魔神・ハゲイラー様、アナタ様を1000年の封印から

復活させたのは、我々でございます。」

魔神・ハゲイラー 「きさまらは、……ナニ奴だ?」

ゲーハー大佐 「我々は、アナタ様に忠誠を誓い

悪の組織“ハゲイラー”を造り出した者であります。

今こそこの全宇宙を我々と共に支配しようではありませんか!

“あの時のように”……ニヤリ」

悪の組織・ハゲイラーの手によって現代に甦った「魔神・ハゲイラー」。
1000年前に封印されてた暗黒の力が今、健たちを襲おうとしている。
そして、ゲーハー大佐の意味深な言葉、“あの時のように”とは一体!?
第15話につづく。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2008年7月 | トップページ | 2008年9月 »