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2008年10月

第17話 「つぼみの力……。」

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20××年。地球は突如現れた悪の組織「ハゲイラー」の

手によって侵略されてしまった。

人々は、ハゲイラーの出す油ギッシュたっぷりの

「ピッカリ光線」によって次々とハゲていってしまった。

そんなハゲていった人々の苦しみを見ていた正義感たっぷりで、

めっちゃ“剛毛”の1人の勇敢な青年「剛毛 健(ごうもう たけし)」と、

表舞台では“科学博士”という本当の姿を隠し「競馬予想家」として

生きているジジィこと「毛家(もうけ)博士」が

手を取り合い地球を救うべく

立ち上がったのである。

そして、彼らを軸として新たな戦士が

加わり悪の組織・ハゲイラーを倒すべく手を取り合うのであった。

この物語は、そんな「ハゲ」と「剛毛」が地球をかけて争う物語なのだ。

剛毛戦隊 タイモウジャー
第17話 「つぼみの力……。」
謎のオッサンがさらわれた時と同じ風が眉毛 太と毛家博士を襲った。

太 「この“ハゲ”に満ちた風……、あの時と同じ風っタイ……。

ハゲイラー怪人、どこにいるっタイ!隠れてないで出て来るっタイ!」

太が叫ぶと、目の前に突如ハゲイラー怪人が現れた。

ハゲイラー怪人・ハゲッタカ 「テカテカテカ~~!

小僧!遂に見つけ出したぞ!この間の借りを

きっちりと返さしてもらうぞ!テカテカテカ~~!」

毛家博士 「コヤツがさっき話していた、オッサンをさらった怪人か!?」

太 「そうっタイ! 爺さん……、危ないから下がってるっタイ!

オイ、貴様……。あの時のオッサンはどうしたっタイ!」

ハゲッタカ 「あの時のオッサン……?あぁ、アイツか。

あのジジィなら我々ハゲイラーが預かっている。」

太 「貴様らハゲイラーは、何故あのオッサンを連れ去ったタイ。

あのオッサンの何が目的だっタイ!」

ハゲッタカ 「テカテカテカ~(笑)。あのような輩がいると、

我々ハゲイラーにとって非常に邪魔な存在でな。

我々の“自由”が利かなくなり、世界征服、いや、

宇宙征服の邪魔なんだよ!

そして、お前も我々ハゲイラーの邪魔をする1人!

この手で葬ってやる。 覚悟しろ~~!!」

ハゲッタカは、鋭いクチバシを尖らせ、太に突っ込んで来た。
太 「平和な地球を荒らしやがって……邪魔者は、貴様らっタイ!

こうなったらオッサンを助ける為に

居場所を力ずくで聞き出してやるっタイ!

チェンジ! Zo-More-On!! キタキタキタ~~!!」

ゾウモウチェーンから輝く金色の光が太の体を包み、

その光の中で増毛を繰り返しながらゾウモウジャーへと変身していった。

ゾウモウジャー 「硬派満点! ゾウモウジャー見参!

最初から増毛リミッター解除でいってやるから覚悟するっタイ!

喰らえ、モウコーーーン、キャノーーーーン!!」

ズゴォーーーーーーーーン!!!!!

ハゲッタカ 「ふん、あの時のオレと思うなよ。

今のオレには…………こんな技、効かないんだよ~~!

タイフーン・リバース!」

ハゲッタカが持つ、葉っぱの形をした不思議な団扇を扇ぐと

モウコーンキャノンは、変な風によって進路を変え、

ゾウモウジャーの方へ向かっていった。

ゾウモウジャー 「なっ、何!?」
ズギャーーーーーーーン!!

ハゲッタカ 「テカテカテカテカ~~(笑)

あの時、オレは地球人の貴様をナメ過ぎていた。

今は、“あのお方”が復活し、巨大な悪の力を借り、

我々ハゲイラー怪人はパワーアップしたのだ!

この溢れ出す悪の力があれば、貴様など相手ではないわ!

パワーアップしたこの力を特と喰らえ! スクリューアタック!」

ハゲッタカは、自らの羽で空高くへ飛び、

そこからゾウモウジャー目掛けて落下してきた。

キューーーーーーーーーーン!!!!!
ズバッ!!!

ゾウモウジャー 「ぐはっ! なんというスピードっタイ!

ちょっとはスピードに自信があったオレにも避けきれなかったタイ!

しかも、なんなんだ“あのお方の復活”とは……?

確か、この前の変な2人組みも言ってたっタイ……。」

ゾウモウジャーが“あのお方の復活”に気を取られていると、

ハゲッタカの次の攻撃がやってきた。

博士 「ゾウモウジャー、危な~~い!

今は闘いに集中するんじゃ~~!!」

キューーーーーーーーーーーーン!!
ゾウモウジャー 「なっ!?」
ズバッ!ズバッ!

ゾウモウジャー 「ぐはっ! しまったっタイ……、

“あのお方の復活”という言葉に気を取られ過ぎていたっタイ。

くそ~~、このままでは好き放題、やられ放題っタイ。」

ハゲッタカ 「テカテカテカテカ~~(笑)

どうした、ゾウモウジャー。

パワーアップしたオレには、手も足も出ないみたいだな。

このまま、指をくわえて死んでいくがいい!

そして、あの世からこの地球が

ハゲイラーの手に墜ちるのを黙って見ていろ!

テカテカテカテカ~~(笑) さぁ、トドメだ!

喰らえ、スクリューアタック、ハイパーMAX!」

ハゲッタカのスピードは

先程以上に増してゾウモウジャーに突っ込んで来た。

ギュギュギュギュギューーーーン!!

ゾウモウジャー 「くそ~、あれを避けるのは至難の業……。

万事休すっタイか……。」

ゾウモウジャーが、避けきれないと判断し諦めかけた瞬間、

ゾウモウジャーに突っ込むハゲッタカに目掛けて“ある物”が飛んできた。

シューーーーーーン!!
ズバッ!
ハゲッタカ 「ぎゃ~~~!! なっ、何だ!?」
博士 「むっ!あれは、毛根ソード!」

その毛根ソードが飛んできた方向を振り返ると、

そこにはタイモウジャーが立っていた。

博士 「たっ、健!」

タイモウジャー 「ゾウモウジャー……。

オレはカオリちゃんの件を許したワケじゃないけど……、

この間、助けてもらった借りがあるから助けただけだぞ。」

ゾウモウジャー 「タイモウジャー……。」

ハゲッタカ 「貴様かぁ~~、邪魔をしたのは!

あと1撃で倒せたものを……。

くそ~、2人まとめてあの世に葬ってやる!

ダブル毛抜きタイフーン!」

ハゲッタカが作り出したタイフーンは

タイモウジャーとゾウモウジャーを襲った。

グゴォォォォォォォォォォォ!!

ゾウモウジャー 「タイモウジャー、この強力なタイフーンに

飲み込まれるなっタイ! 飲み込まれたら逃げ場がないっタイ!

2人して御陀仏になるっタイ!」

タイモウジャー 「お前に言われなくてもそんな事、分かってるずぇ!

でも、逃げ回っていてもアイツを倒せないずぇ……。

どうすれば……?」

博士 「タイモウジャー! 毛根フラッシュを使え!

毛根フラッシュなら遠くからでも、

相手の動きを止める事が出来るぞ!」

タイモウジャー 「そうか、その手があったずぇ!

じゃあ、いくぜ!毛根~~~~~~~~~、フラッシュ!!!」

毛根ソードから放たれた七色の光が

素早いハゲッタカの動きを止めた。

ハゲッタカ 「しっ、しまった!動けない!」

タイモウジャー 「これでちょこまか動けないだろう!

ゾウモウジャー!今だ!」

ゾウモウジャー 「OKっタイ!

さぁ、あのオッサンの居場所を吐きやがれっタイ!

喰らえ、“秘技・毛根刺激拳”!!!

タイ、タイ、タイ、タイ、タイ、タイ、タイ、タイ、

タイ、タイ、タイ、タイ、タイ、タイ、タイ、タイ、

タイ、タイ、タイ、タイ、タイ、タイ、タイ、タイ、

タイ、タイ、タイ、タイ、タイ~~~~~!!!!!」

ハゲッタカ 「テカテカテカ~~!! だっ、誰が教えてやるか~~!!

ぶびっ、どぐゅ、ばごっ、ぶびっ、どぐゅ、ばごっ、ぶびっ、

どぐゅ、ばごっ、ぶびっ、どぐゅ、ばごっ…………、ゴフッ。」

ゾウモウジャー 「刺激完了! Good-bye 坊主。」
パチンっ。

ゾウモウジャーが指を鳴らすとハゲッタカの体内から

一気に毛が溢れ出した。

ハゲッタカ 「きっ、貴様ら……。オレを倒したくらいで……、

いい気になるなよ……。

“あのお方”の力は……、こんなモノでは……ない。

貴様らも、ハゲの渦に巻き込まれるのだ……テカテカテカ~!!」

ズギョ~~~~~~~~~~~~ン!!!
ハゲッタカは、大爆発して跡形もなく消えた。
ゾウモウジャー 「口を割らなかったタイ……。クソっ!!!」
肩を落としているゾウモウジャーに毛家博士が近寄った。

博士 「ナイスファイトじゃった……。

それに、キミが助け出そうとしているオジさんも無事みたいだし、

ここは一先ず、安心しようではないか。」

毛家博士がゾウモウジャーの肩をポンと叩くとゾウモウジャーは軽くうなずいた。
だが、タイモウジャーである健は、未だに認めていなかった。

タイモウジャー 「オイ、お前!

ジジィはお前を仲間として認めたかもしれないけど、

オレはお前を仲間として認めてないからな!」

そういうと健に戻りダッシュでその場から姿を消した。

博士 「太くん、気にするな。アヤツはあぁ言っておるが

必ずキミの力が必要になるときが来る。

現に今も、2人のコラボレーションは最高じゃった。

ハゲイラーを倒すのに1人よりは2人の方が心強い。

健も、その事にすぐ気付くじゃろ……。」

太 「爺さん……俺は、何とも思っちゃいないから大丈夫っタイ。

アイツと会うのは、このチェーンを貰った時から

必然的に決まってたんだからタイ……。」

今はまだ、2つの力が1つにならないでいるが、

悪の組織ハゲイラーを倒すには無くてはならない力……。

健と太の和解は来るのであろうか……?
そして、意識を失ったままのカオリちゃんの運命は……?
第18話へ、つづく。

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第16話 「健を知る者。」

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20××年。地球は突如現れた悪の組織「ハゲイラー」の手によって

侵略されてしまった。

人々は、ハゲイラーの出す油ギッシュたっぷりの「ピッカリ光線」によって

次々とハゲていってしまった。

そんなハゲていった人々の苦しみを見ていた正義感たっぷりで、

めっちゃ“剛毛”の1人の勇敢な青年「剛毛 健(ごうもう たけし)」と、

表舞台では“科学博士”という本当の姿を隠し

「競馬予想家」として生きているジジィこと「毛家(もうけ)博士」が

手を取り合い地球を救うべく

立ち上がったのである。

そして、彼らを軸として新たな戦士が加わり

悪の組織・ハゲイラーを倒すべく手を取り合うのであった。

この物語は、そんな「ハゲ」と「剛毛」が地球をかけて争う物語なのだ。

剛毛戦隊 タイモウジャー
第16話 「健を知る者。」
ゾウモウチェーンの光によって気を失ってしまったカオリちゃん。

そんなカオリちゃんに駆け寄り、必死に声をかける健は、

眉毛 太にブチ切れた。

健 「テメェ~! 一体、何しやがった!? 何の罪もないカオリちゃんを!

やっぱり、テメェ~はハゲイラーなんだろう!?」

今にも、殴りかかりそうな健に、太が答えた。

太 「ふざけるなっタイ!オレは、何もしてないっタイ!

ただ、この“ゾウモウチェーン”が勝手に光り出しただけタイ!」

健 「その光が怪しいって言ってるんだよ!

何の罪もない善良な一般市民のカオリちゃんを苦しめるって事は、

イチバン怪しいじゃねぇ~か!

ハゲイラーの怪しい雲から出てる光と同じなんだろう!?」

勝手に決めつけている健に、毛家博士が止めに入った。

博士 「よさんか! 今は、そんな事で揉めてるヒマはないぞ!

一刻も早く、その娘を病院に連れて行くのが先決じゃろう!

詳しい話は、それからじゃ!」

博士の言葉に冷静さを取り戻した健は、

カオリちゃんを病院に連れて行き、

博士と太は近くにある公園へと移動した。

太 「一体、なんだったんだタイ……? 今まであんな事、

一度もなかっタイ。あの娘に会ってから……。」

太が、ブツブツと呟いていると毛家博士が声をかけた。
博士 「キミが、ゾウモウジャーに変身するみたいじゃないか?」
太 「そうタイ……。それが何か問題でもあるタイ?」
博士 「幾つか、質問をしても良いかの?」
太 「フン、爺さん。 アンタもオレをハゲイラーの一員だと疑ってるんタイ?」

博士 「いや、そんな事ではない。研究者として、

その“チェーン”と“ゾウモウジャー”に興味があってな。

一体、そのチェーン……どこで手に入れたのじゃ?」

博士は、大胆不敵にもゾウモウジャーの存在を聞き出そうとした。
太 「あいにく、それだけは答えられないタイ……。」

博士 「なぜじゃ? なぜ、隠すのじゃ? それに、見たところキミは、

“剛毛”でもないのに何故変身出来るのじゃ?」

博士は、更に太に詰め寄った。
太 「爺さん……何故そこまでゾウモウジャーの事を聞き出したいっタイ?」
太は、博士の目を睨みつけた。
何秒かの間があってから博士はゆっくりと答えた。

博士 「実は……“健”の存在に何らかの

繋がりがあるんではないかと思っていてな…。

ワシは、健に出会った事を偶然ではなく必然的だと思っているのじゃ。

ワシが作ったタイモウスーツを意図も簡単に着こなしているし、

健の持つ不思議な“回復パワー”の秘密も知りたくてな……。

そして、今回、健の仲間かもしれないキミが現れ……。

もしかしたら、ワシが研究していた事に、

何かしら繋がりがあるんではないかと思っているのじゃ……。」

太 「健か……。確かにアイツには不思議なパワーがあるみたいタイ。

オレもこのゾウモウチェーンを貰った人に

“剛毛 健の力になってくれ”って言われたタイ……。

いいぜ、爺さん。アンタに、このチェーンを貰った時の話をするタイ。」

健が病院から戻るまでの時間、太は博士に全てを話し出した。

太 「このチェーンを貰ったのは、

まだ世の中にハゲイラーが現れ出した時だったタイ。

オレが夜中に1人で街を歩いていると、

ちょうど爺さんに似たようなオッサンがチンピラに絡まれてたタイ。

オレはこんな身なりをしていても、

弱い者イジメをするヤツが大っ嫌いだったから、

見て見ぬフリが出来なくて助けたのが、

そのオッサンとの出会いのきっかけタイ。」

太は、真剣な顔をして話しているにも関わらず、

博士は笑いが止まらなかった。

博士 「ハハハハ~~!(笑)

絶対にそんな“浦島太郎”みたいな話、ウソじゃ(笑)

じゃあ、その後は助けたオッサンの背中に乗って

竜宮城にでも行ったのか?(笑)

その時の土産がその“チェーン”とか言うでないぞ(笑)」

バカにしている博士に太がメンチを切った。

太 「おぅコラ、ジジィ……テメェ~は人の話を

しっかり最後まで聞けねータイか? なんなら、話さなくてもいいっタイよ!」

博士 「悪かった、冗談じゃ。もうバカにせんから続きを聞かせてくれるかの?」

太 「次、バカにしたらケツの穴から手ェ~突っ込んで、

奥歯ガタガタ言わせるっタイ!分かっタイ!?」

さすがにヤンキーの身なりをしているだけに

メンチの切り方は半端ではなかった。

博士 「はい………スミマセン。真面目に聞きます……。」

太 「よし……。そのオッサンを助けていろいろと話を聞いてみると、

オッサン曰わく“世の中はハゲイラーと言う悪の組織が現れ、

たちまちハゲの渦に落とし入れる”と言い出したっタイ。

最初は、オレも“このジジィ、

何を寝ボケた事を言ってるんタイ”って思ってたんだが……、

そのオッサンが言うには、この世の全ての鍵を

“剛毛 健が握っている”って言ってたタイ。」

博士 「なっ、なんじゃと!そのオヤジは、健の存在を知っていたのか!?」

太 「あぁ……だが、俺はその時、まだ“剛毛 健”も知らなければ、

ハゲイラー自体も信じてなくて言われたこと全てが半信半疑だったタイ。

だが何日かしたある日、そのオッサンがハゲた軍団に襲われている所に、

俺がたまたま遭遇したタイ。」

《《《《太の回想シーン》》》》

ハゲイラー怪人・ハゲッタカ 「テカテカテカテカ~(笑)

遂に見つけ出したぞ。我々の地球侵略を防ごうなんて考えるな(笑)」

謎のオッサン 「くそ~、ハゲイラーめ。

もぉ地球に潜伏していたとは……。

せめて健くんがもう少し成長してからだったら……。

この地球もここまでか……。」

太 「おぅおぅおぅおぅ!テメェ~ら、人の街で何、呑気に暴れてるっタイ!」

ハゲッタカ 「何だ貴様わ!

地球人がノコノコ出てきてもハゲるだけだぞ、

テカテカテカテカ~(笑)」

謎のオッサン 「キミは、あの時の。危険だ!

こっちに来てはダメだ!早く逃げろ~!」

ハゲッタカ 「もぉ遅いわ~!喰らえ~!毛抜きタイフーン!」
ゴゴォォォォォォォォォォォォォ~!

謎のオッサン 「いかん!その風にあたってはいかん!

強風で全身の毛をもって行かれるぞ!」

ゴゴォォォォォォォォォォォォォ~!

ハゲッタカ 「テカテカテカテカ~(笑)バカな地球人め!

我々ハゲイラーの怖さを存分に味わうがいい!」

太 「ヌォォォォ……!こんな風で全身の毛が抜かれる程、

俺の体はやわじゃないっタイ!」

ハゲッタカ 「なっ、なに、バカな!何故、貴様みたいな地球人に

毛抜きタイフーンが効かないのだ!」

太 「こんな風くらい、単車で浴びる風の方がよっぽど強いっタイ!」

謎のオッサン 「何という鍛えられた“毛根”の持ち主なんだ……。

ワシが探し出していたもの、その物じゃ…。この子なら……。

キミ!この“ゾウモウチェーン”を受け取るんじゃ!」

ジャリ~ン!
太 「なんだ、このチェーンは……?」

謎のオッサン 「この間、話した事は覚えておるか!

キミはこれからその“ゾウモウチェーン”の持ち主になり、

今、目の前にいるハゲイラー達に立ち向かうんだ!

そして、キミの力と成長した“剛毛 健”の力を合わせハゲイラーを倒せ!」

ハゲッタカ 「何をゴチャゴチャと!貴様ら、所詮は地球人!

我々を倒す事など出来ないのだ!喰らえ~、毛抜きタイフーン!」

太 「なんだか、よく分からないけど、やってやるタイ!

行くぜ! Zo-More-On!!」

《《《《《《《《《》》》》》》》》》
太は、初めて変身した所までを博士に話をした。
博士 「その後は、どうなったのじゃ?」
太は、少し黙り込んで悔しそうな表情をしながら答えた。

太 「その後、ゾウモウジャーに変身をして戦ったんだが・・・・・、

俺が未熟なばっかりにあと1歩という所で逃がしたっタイ……。

このチェーンをくれたオッサンも、

そのハゲイラー怪人にさらわれてしまったタイ。」

太はガックリと肩を落とした。

太 「そのオッサンがさらわれる間際に俺に言ったのが

【私の事は心配するな!くれぐれも1人では行動をせず、

“剛毛 健”を探し出し、一緒に手を組んでハゲイラーを倒すんだ~。

そして、健くんに出会うまではゾウモウジャーの存在を隠せ!いいな!】

って言ってたタイ。その後、俺はゾウモウジャーに変身をすることを隠し、

“健”を探し出したっタイ。

だから、今回こうして俺は健のそばに現れたっていう訳タイ。」

博士 「そうじゃったのか……。

だが何故、ハゲイラーはそのオッサンをさらったんじゃ?

健の存在も知っていて、ハゲイラーの存在も知っているとは……。

しかも、“毛根”の事も知っているような素振りじゃな……。

一体、そのオッサンは何者なんじゃ?

だが、これでハッキリしたのは、キミが我々の仲間だって事じゃ。

これからハゲイラーを相手に、共に戦っていこうじゃないか。」

太 「ハゲイラーを倒して、あのオッサンを助ける指名もあるし、

何よりも地球の平和を守るのが1番っタイ!

仲間として受け入れてくれるなら一緒に戦うっタイ!」

太と博士がガッチリと握手を交わした次の瞬間、

どこからか強い風が吹き出した。

博士 「なっ、なんじゃ、この強風は!?」

太 「くっ! この風、あの時の……忘れはしないぜ!

ハゲイラー怪人、どこにいるっタイ!出て来るっタイ!」

やはりタイモウジャーの味方であったゾウモウジャーの眉毛 太。

だが、どこの誰だか分からぬハゲイラーに

さらわれた謎のオッサンと健の繋がりとは一体。

未だに謎が残る展開に、

謎のオッサンをさらったハゲイラー怪人が

太の目の前に再度現れようとしていた。

第17話につづく。

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