« 第17話 「つぼみの力……。」 | トップページ | 剛毛戦隊 タイモウジャー より、ご挨拶 »

第18話 「闇の中……。」

T

T_2

T_3

20××年。地球は突如現れた悪の組織「ハゲイラー」の手によって

侵略されてしまった。

人々は、ハゲイラーの出す油ギッシュたっぷりの「ピッカリ光線」によって

次々とハゲていってしまった。

そんなハゲていった人々の苦しみを見ていた正義感たっぷりで、

めっちゃ“剛毛”の1人の勇敢な青年「剛毛 健(ごうもう たけし)」と、

表舞台では“科学博士”という本当の姿を隠し

「競馬予想家」として生きているジジィこと「毛家(もうけ)博士」が

手を取り合い地球を救うべく

立ち上がったのである。

そして、彼らを軸として新たな戦士が加わり悪の組織・ハゲイラーを

倒すべく手を取り合うのであった。この物語は、

そんな「ハゲ」と「剛毛」が地球をかけて争う物語なのだ。

剛毛戦隊 タイモウジャー
第18話 「闇の中……。」
《剛毛 健の目の前に現れた眉毛 太。》

健は何故、自分の目の前に太が現れたのか、聞く耳を持たなかった。

そして、それを知ろうともしなかった……。

健 「ジジィ、いい加減にしろよ! 何回言われても信用しねぇ~よ!

アイツに何を吹き込まれたのか知らねぇ~けど、

アイツは味方なんかじゃねぇ~って!

アイツから聞いた事は全部ウソに決まってるだろ!」

毛家博士 「何故じゃ! 何故、信用せんのじゃ!

現にお前さんは、アヤツに2度も助けられとるじゃないか。」

健 「そっ、そりゃ……、助けられたけど……。でっ、でもだ!

カオリちゃんが意識を失って、もぉ2週間も目を覚まさないんだぞ!

アイツが出した変な光でカオリちゃんは……。

そんなヤツをどうやって信用しろっていうんだ!」

博士と健は、カオリちゃんが入院している病院の庭先で口論していた。

博士 「よいか、健……。

確かにワシは、お前さんにそのタイモウブレスを渡して、

この地球を守る為に戦って欲しいと頼んだ……。

じゃが、今、この地球は、ワシの想像を遥かに超えた出来事が、

起きようとしておるのじゃ。」

健 「なっ、何だよ……、想像出来ない事態って……?」

博士 「どこから来たのか分からない悪の組織・ハゲイラーが、

ワシらの知らぬ間に、何やら“巨大なハゲの力”を

手に入れたらしいのじゃ……。」

健 「“巨大なハゲの力”?」

博士 「そうじゃ……。確かな情報ではないが、

この間、戦ったハゲイラー怪人も言っておったじゃろ、

“あのお方の復活”という言葉を。

太も以前、お前さんを助けた際に、

2人組のヤツらが言っておった

“あのお方の復活”という言葉を聞いておるらしい。

これは明らかに何かが動いている証拠じゃ。」

健 「確かにアイツらは、そうやって言ってたけど……。

でも、だからってゾウモウジャーであるアイツと仲良く手を取り合って

ハゲイラーと戦う事なんて出来ねーよ!」

博士 「何故、分からんのじゃ!

共に戦う仲間が見つかったというのに……。」

健 「うるせぇ~! あんなハゲ軍団、オレ1人で倒してやるよ!

カオリちゃんを……、カオリちゃんを苦しめるヤツらなんて

誰も信用しねぇ~んだよ!」

健は、そう言うと、ダッシュで病院内に駆け込んで行った。

博士 「あっ、コラ! 待たんか!まだ話は終わっておらん!

…………くそ~、行ってしまったか。

何故、健は、あぁもへそ曲がりなんじゃ。

確かに健の気持ちも分からなくはないが……。

じゃが、今は一刻も早く“タイモウジャー”と“ゾウモウジャー”が

力を合わせて1つにならなくてはいけないのに……。」

悩む博士を後目に、健はカオリちゃんが眠る病室に辿り着いた。

健 「カオリちゃん……。どぉして目を覚まさないんだよ……。

やっぱり、カオリちゃんにオレが“タイモウジャー”だって事を

伝えるべきだったかな……?

そうすれば、カオリちゃんもこんな目に

会わなくて済んだかもしれないのに……。本当にゴメン……。」

未だ眠り続けるカオリちゃんを見つめながら健は、自分を悔やんだ。

健 「クソっ!ハゲイラーめ……。絶対に許さねぇ~!

何が何でも見つけ出して、ぶっ潰してやる!」

健は、悔やんだ気持ちをグッとこらえ病院を後にした。

だが、カオリちゃんが意識を失った原因が、

ハゲイラーのせいではない事に気付かされるのには、

もうちょっと後になってからだった。

一方、闇から復活した魔王ハゲイラーは、苦しんでいた。
魔神ハゲイラー 「ぐぉぉぉぉ……。疼く……。疼く……。」
ゲーハー大佐 「ハゲイラー様、どうなされましたか!?」

魔神ハゲイラー 「1000年前にヤられた傷が疼くのだ……。

何故だ…、この時代に“あの一族”はいないはずではないのか……?」

ハゲイラーは、疼く傷を抑えながら鋭い眼光でゲーハー大佐を睨んだ。

ゲーハー大佐 「大丈夫ですとも!

ハゲイラー様が生きていた時代とは違い、

この時代に“あの一族”は存在しません!

あの一族は、1000年前にハゲイラー様を封印した後に、

力尽きて絶滅したはずです。

現在、我々ハゲイラーに逆らう者など、

この世には、いませんぞ!

あのタイモウジャーなどとほざく若造どもを抜かして……。」

魔神ハゲイラー 「では、この疼きは何なのだ……?

ぐぉぉぉぉ……。」

苦しむ魔神ハゲイラーを横目に、ゲーハー大佐は思った。

ゲーハー大佐 【チッ。やはり1000年前のポンコツだったか……。

負っていたキズを完治させても、まだ考えが甘かったとは……。

まぁいい。今は、この地球を征服するのに、

ヤツの力がどうしても必要だ。

邪悪なエネルギーを吸い取るだけ吸い取って、

使えなくなった時には始末すれば良い……ククッ。】

ゲーハー大佐は、またしても何かを企む悪巧みの顔を見せた。

ゲーハー大佐 「ハゲイラー様。その疼き苦しむ悪のパワーを、

何卒、我々の怪人に注いぎこみ、パワーアップをさせて下さいませ。」

魔神ハゲイラーは、苦しむ顔を上げ、ゲーハー大佐の要望に応えた。

魔神ハゲイラー 「ぐぉぉぉぉ…。よかろう……。

この“疼き”と“苦しみ”がなくなるのであれば、

我がパワーを貴様等の怪人に注ぎ込んでやる。

ぐぉぉぉぉ……、ハァ~~~!!」

邪悪なエネルギーがハゲイラー怪人に注がれた。
ハゲイラー怪人 「モアモアモア~~!力がみなぎるモア~!」

ゲーハー大佐 「ハゲイラー怪人・マツヤニーよ!

貴様に注がれた新たなハゲのエネルギーを使い、

地球人共を苦しめてこい!逆らうヤツは皆、ハゲ殺しだ!」

ハゲイラー怪人・マツヤニー 「了解モア~!」

新たに邪悪なパワーを注ぎ込まれたハゲイラー怪人は、

力をみなぎらせて街へ潜り込んでいった。

パイパーン大串がスッと現れ、小声でゲーハー大佐を呼び止めた。
パイパーン大串 「ゲーハー大佐様、ちょっと宜しいでしょうか?」
ゲーハー大佐 「どうした?」

パイパーン大串 「先日、捕らえた人間が

何やらゲーハー大佐と話がしたいと申しております。

いかがなさいましょう?」

ゲーハー大佐 「ふん、人間の分際で生意気な……。

良いだろう、少しだけ話をしてやる……。

魔神ハゲイラー様!

ごゆっくりとハゲイラー怪人の暴れっ振りを御覧下さいませ!」

そういうとゲーハー大佐は、

パイパーン大串と共に闇の中へ消えていった……。

2人が向かった先は、

魔神ハゲイラーも知らないもう1つの闇の中だった。

その闇の中には、ポツンと1つだけ牢屋があり、

その中に1人の人間がいた。

ゲーハー大佐 「フン、何の用だ、

人間の分際で私と話がしたいらしいではないか……

なぁ、“育毛教授”よ。」

牢屋の中に閉じ込められている“育毛教授”と呼ばれた人間こそ、

太が助けだそうとしている人物であった。

育毛教授 「貴様ら……、

私の忠告を無視して魔神ハゲイラーを復活させよったな……?」

パイパーン大串 「ふんっ、黙れ!

1000年も前のポンコツに何をそこまで恐れている?

我々の力を見くびるなよ!」

育毛教授 「何を言ってるんだ……見くびっているのは

貴様らではないか!

1000年前の事を知らないからそうやって言ってられるのだ……。

第一、貴様等に魔神ハゲイラーを操るだけの力があるのか!?」
パイパーン大串 「なっ、何を~~!」

ゲーハー大佐 「落ち着け、パイパーン。

オイ、教授……、あまり我々の力をナメない方がいいぞ。

なぜ貴様をさらったのか、その頭で良~~く考えるんだな。

1000年前の事など、とうの昔に調べあげてあるわ!

それに、ここには貴様以外の“人間”もさらってあるのだからな。」

育毛教授 「にっ、人間……?一体、誰だ……?」

ゲーハー大佐 「貴様には、想像のつかない人物だ。

まぁ、近々、そいつに会わせてやる。ハハハハハ~~!」

そういうとパイパーン大串とゲーハー大佐は、

また闇の中に消えていった。

育毛教授 「一体、誰なんだ!待て、待てぇ~~!」
育毛教授の叫びも闇が全てを消し去ってしまった。

育毛教授 「くそっ!……魔神ハゲイラーが復活してしまったら、

この世はもう終わりだ……。

アイツらにあの魔神ハゲイラーの

巨大なパワーを操るだけの力なんてないのだから……。

いや、まだ望みを捨ててはいかん。ゾウモウチェーンを

渡したあの子に全てを賭けようではないか。

そして、健くんの奇跡にも……。」

全てのカギを握りそうな育毛教授。
一体、太が助けだそうとしている育毛教授とは何者なのか。

そして、魔神ハゲイラーによってパワーアップしたハゲイラー怪人が

またしても暴れだそうとしている。

健と太は、手を組んで戦えるのだろうか?
第19話につづく

|

« 第17話 「つぼみの力……。」 | トップページ | 剛毛戦隊 タイモウジャー より、ご挨拶 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/533837/25915288

この記事へのトラックバック一覧です: 第18話 「闇の中……。」:

» 崩れないプリンみたいなオパイだったw [すまた14世]
マジで世の中には逆エンてあるんだなw クリスマス前だし彼女欲しかったけどセフ○レできたからイラネw しかもヤッて38マンくれるし最高だなwww [続きを読む]

受信: 2008年12月 5日 (金) 01時25分

« 第17話 「つぼみの力……。」 | トップページ | 剛毛戦隊 タイモウジャー より、ご挨拶 »